ミニデジ・VQ1005比較4

Taken with a Minidigi & VQ1005

【写真】ミニデジとVQ1005で撮影した邸宅内からの窓の写真を横に並べたもの

そろそろテンションも下がってきましたが、、、もちっと続く「Rolleiflex MiniDigi(ローライフレックス ミニデジ)」と「VistaQuest VQ1005(ビスタクエスト VQ1005)」の写真比較。

第4弾は、「屋内いろいろ編」です。更新するテンションは下がりつつありますが、写真は回を重ねる毎に増える一方です(笑)。

ミニデジ・VQ1005写真比較4 〜屋内いろいろ編〜

例によってアバウトな撮影なので、、、構図の微妙なズレは大目に見てください&いつも通り、どちらも解像度は標準モード(ミニデジ:1200×1200、VQ1005:1280×1024)で撮影しています。オリジナルサイズの画像はFlickrで見られるようになっていますので、各画像下の「View on Flickr」からご覧下さい。

※ミニデジは2004年リリースの旧バージョンです。AF5.0ではありません。
※VQ1005は2006年リリースの旧バージョンです。

1.通りすがりのアパートの廊下

コレ、正確には屋外から撮影したものなんですけど、被写体自体は屋内メインってことで。。
VQ1005だと夕方撮影したのか?ってカンジに赤いです。いいカンジですが、ゼンゼン夕方ではありません(笑)。

【写真】ミニデジで撮影した通りすがりのアパートの廊下
Corridor with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した通りすがりのアパートの廊下
Corridor with VQ1005
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2.スリッパを枕にして寝る猫

ミニデジは被写体までの距離をかなり空けないとダメなので、距離も構図も大分違ってます。。
VQ1005は影が濃いのでぬいぐるみのようですけど、本物の猫です(笑)。生きてます。

ちなみにこのスリッパは新品で、猫が喜ぶマタタビのようなものをふりかけてあるとか、スリッパを履いた人間が、猫の好む何らかのエキスを発しているとか、そういうワケではありません(笑)。ちょっと硬めで厚みのあるものが好きみたいなんですが。

【写真】ミニデジで撮影したスリッパを枕にして寝る猫
He loves slippers with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影したスリッパを枕にして寝る猫
He loves slippers with VQ1005
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3.講堂の椅子

とある団体のフォーラム会場となった東工大の講堂にて撮影したものですが、このようなシチュエーションだとミニデジもVQ1005もほとんど変わらない描写です。

【写真】ミニデジで撮影した講堂の椅子
Seats with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した講堂の椅子
Seats with VQ1005
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4.講堂

「3」と同じく東工大の講堂ですが、被写体に存在する色が多くなってそれぞれの特性が出てきました。

【写真】ミニデジで撮影した講堂
Auditorium with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した講堂
Auditorium with VQ1005
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5.エスカレーター

東京ミッドタウンにあるFUJIFILM SQUARE (フジフイルム スクエア)の2階から降りる際にパチリ(という表現はもはや死語か…)。
このくらい明るいと、さすがの(?)VQ1005も「暗い」ってカンジではなく、割とフツーっぽくなります。

【写真】ミニデジで撮影したエスカレーター
Escalator with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影したエスカレーター
Escalator with VQ1005
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6.男子トイレのサイン

同じく東京ミッドタウンのFUJIFILM SQUARE (フジフイルム スクエア)の男子トイレのドアにあったサインを。。
何でこんなものを、と言うと、フツーとはちょっと違って塗りのないシンプルなものだったから、です。シンプルなのは好きですが、フツーと違うとちょっと不安になるのです。うっかり女子トイレに入ったらシャレになりませんから(笑)。

んで、見事にミニデジとVQ1005の特性が出ました。

【写真】ミニデジで撮影した男子トイレのサイン
Sign with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した男子トイレのサイン
Sign with VQ1005
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8.田園調布の家(大川邸)のリビング

トコロ変わって江戸東京たてもの園、田園調布の家(大川邸)のリビングを撮影。
大正時代の家とはいえ、見学に来てたおばちゃん達が口々に大絶賛するとてもオシャレな家なのですが、どちらで撮ってもその雰囲気は出てません。。ポルターガイストでも出そうな古い洋館ってカンジです(笑)。

【写真】ミニデジで撮影した田園調布の家(大川邸)のリビング
Living with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した田園調布の家(大川邸)のリビング
Living with VQ1005
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9.前川國男邸の黒電話

同じく江戸東京たてもの園の、前川國男邸にあった黒電話。
どうやって電話をかけるんだろうと思いつつ撮影しましたが、先日の芍薬の花(室内)の時もそうでしたが、こういうシチュエーションだとミニデジの方が自分好みの描写をしてくれます。

【写真】ミニデジで撮影した前川國男邸の黒電話
Old telephone with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した前川國男邸の黒電話
Old telephone with VQ1005
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10.前川國男邸のリビング

同じく江戸東京たてもの園の、前川國男邸のリビング。
本当はソファ周りを撮りたかったんですが、おばちゃん軍団が長時間占領していたので、特徴的な窓や電灯を中心に撮影。窓が大きく曇りでも室内は明るかったです。
VQ1005は青くなりますね。

【写真】ミニデジで撮影した前川國男邸のリビング
Slanting rays with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した前川國男邸のリビング
Slanting rays with VQ1005
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11.前川國男邸の椅子

同じく江戸東京たてもの園の、前川國男邸のリビングにあった椅子。ソファが撮れなかったので、横にあった椅子を撮りました。
どっちどっちってカンジです。

【写真】ミニデジで撮影した前川國男邸の椅子
Chair with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した前川國男邸の椅子
Chair with VQ1005
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12.小出邸の窓

同じく江戸東京たてもの園の、小出邸の窓。
大正時代に建てられたそうですが、洋風と和風がミックスされてて面白い建物でした。いわゆる和洋折衷という言葉を当てはめていいのかどうか、という不思議なカンジ。
ちょっと明るすぎますが、ミニデジの方が意図に近い描写です。でも、実際に近いのはVQ1005です。

【写真】ミニデジで撮影した小出邸の窓
Window with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した小出邸の窓
Window with VQ1005
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13.小出邸の畳

同じく江戸東京たてもの園の、小出邸の畳。
色の違いがよく出るだろうなぁと思って撮りましたが、予想通りになりました。
VQ1005の方が実際の色に近いです。

【写真】ミニデジで撮影した小出邸の畳
Tatami with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した小出邸の畳
Tatami with VQ1005
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14.八王子千人同心組頭の家の中

同じく江戸東京たてもの園の、八王子千人同心組頭の家の中を撮影。
これも、前述の講堂の椅子同様、ミニデジもVQ1005もほとんど変わらない描写になりました。

【写真】ミニデジで撮影した八王子千人同心組頭の家の中
Japanese-style room with Rolleiflex MiniDigi
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【写真】VQ1005で撮影した八王子千人同心組頭の家の中
Japanese-style room with VQ1005
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ミニデジ・VQ1005写真比較4 〜屋内いろいろ編まとめ〜

無理やりまとめるのが厳しくなってきたというか、面倒臭くなったというか、写真見ればわかるじゃん(笑)、というワケで、今回から描写比較表はナシです。

今回の比較で特徴的だったのは、以下の3点。

  1. ミニデジでもVQ1005でも、ほぼ同じように撮れるシチュエーションはある。
  2. 全般的にミニデジは寒色寄りだが、シチュエーションによっては逆転、つまり、VQ1005の方が寒色寄りの描写をすることもある。
  3. 全般的にミニデジの方が実際に近い描写が多いが、シチュエーションによっては圧倒的にVQ1005の方が実際に近い描写をすることもある。

前回に続き、今回の比較でも、個人的にはミニデジの描写の方が好みのものが多かったのですが、比較をやればやるほど使い分けってなかなか難しいなぁと感じる今日この頃です。

以上をもって、「ミニデジ・VQ1005比較1(曇り空+風景・静物編)」「ミニデジ・VQ1005比較2(曇り空・室内+花と植物編)」「ミニデジ・VQ1005比較3(夕暮れ〜日没までの空と風景(曇り空)編)」に引き続き、「ミニデジ・VQ1005比較4(屋内いろいろ編)」は終了です。ご参考になればこれ幸いです。