マレー鉄道寝台列車でペナン島からクアラルンプールへ〜その2.移動+乗車編
Taken with a Rolleiflex MiniDigi
マレー鉄道(マレーシア鉄道公社/KTMB)寝台夜行列車でペナン島からクアラルンプールへ。その1.チケット購入編に引き続き、今回は、ペナン島からフェリーを使ってバタワース駅まで移動、そして、乗車までの情報です。
ちなみに、上記写真は日中のバタワース駅プラットホーム。日本のローカル線のように、プラットホームには自由に入れちゃいます。
1.ペナン島のバタワース行きフェリー乗り場
↓バタワース行きフェリー乗り場周辺地図(フェリー乗り場は23番)
※ペナン国際空港のタクシー乗り場前の地図を撮影したものです
↓21:45頃のバタワース行きフェリー乗り場の待合室
結構頻繁に運航しているようだったこともあり、
厳密に時間を調べておかなかったのですが、
最悪30分に1本と想定して少し早めの21:45には着くように行きました。
結局、22:10頃にゲートが開き、
フェリー自体は22:15頃に出発しました。
発車30分前に駅に着きませんでしたが、、、
列車に乗るのにはちょうどいい時間でした(駅には22:35頃到着)。
ちなみに、購入したチケットには、
「出発30分前には駅にいてね」と書いてあります。
この時はちょうどよい感じでしたが、
なんせ時間にルーズなマレーシアなので、、、
23:00発の列車なら、21:45にはフェリー乗り場にいる方が
無難かなと思います。
↓ちなみに、ペナン島からバタワースまでは無料です
フェリー乗り場周辺
↓バタワース行きフェリー乗り場前の道路と歩道橋
フェリー乗り場前には海岸線に沿って道路がありますが、目印は歩道橋です。
周囲に同じような歩道橋はないのでわかりやすいと思います。
ちなみに、上記写真の道路の向こう側はジョージタウン市街地です。
↓歩道橋の上からの様子。フェリー乗り場に向かって左手にバスターミナルがあります
↓歩道橋をフェリー乗り場方面に歩き進むとこんな感じです
↓歩道橋を渡り終えて、そのままアーケードをくぐっていくとフェリー乗り場待合室に行きます
↓アーケード内は、日中はお店が出ていて活気があります
↓夜は閑散としてて、、、一軒だけお店が開いてる状態でした
↓アーケードを抜けてフェリー乗り場に向かうまでの通路から見えた待機中のバイクと車
バイクはともかく、車の乗り降りに時間がかかるんですよね。
土曜日でしたが春節時期だったこともあり、
このときは普段より時間がかかったのかもしれません。
2.フェリーでペナン島からバタワースへ
↓そろそろ乗船出来そうになると、自然と列ができます
この後係員がゲートを開けて、みんなフェリーに乗り込みます。
結構せっかちな人が多いです(笑)
↓フェリー内の様子。昼間に比べて乗船者は少ないし暗いので寂しさ倍増です(笑)
↓ちなみに、昼間だと売店が営業してます(写真左側)
↓フェリー内は窓がありません。前の方は景色がいいので昼間は人気です
↓昼間ペナン島方面を見ると、こんな感じに見えます。左の高いビルはコムタ
↓15分くらいでバタワースに到着します
↓到着が近づくと出口付近に人が集まってきます
自分の知る限り、日本のフェリーだと一般的に乗船口は横っちょだと思うのですが、
ここのフェリーは前後が乗船口になってて、とてもわかりやすいです(笑)
ある意味合理的ですが、フェリーと乗り場に大がかりな橋みたいなのをかける形になり、
到着してからの待ち時間とかこの設備を考えると本当に合理的なのかよくわかりません(笑)
フェリーを降りた後は、バタワース駅までの通路が通じているので、
そのまま2〜3分くらい?でバタワース駅に行けます。
でも、何も案内がないので、初めてだと分岐点でちょっと迷うかもです。。
全般的に、マレーシアは日本に比べて案内が不親切です。
特にKLセントラル駅からのモノレール駅への行き方とか行き方とか行き方とか(笑)
日本が親切すぎるくらいなのかもしれませんが、
方向音痴な方は注意が必要だと思います。
まぁ、マレーシアに限ったことではないですけど。
3.バタワース駅から、いざ乗車!
フェリーが到着したのが大体22:30。
その後降りるまでにちょっと時間がかかり、
降りた後は2〜3分歩くので、
バタワース駅自体に着くのは5〜6分後くらいでしょうか。
前述の通り、フェリーを降りてからバタワース駅までは直結する通路があるので、
分岐を間違えなければすぐに着きます。
通路を歩いていくと、行き止まりのような感じで
バタワース駅のチケットオフィスにぶちあたります。
プラットホームなどは見えないのでちょっとわかりにくいです。
↓行き止まりっぽくても、少し近づいてみてこんな景色があれば正解です(笑)
↓バタワース駅のチケットオフィス。中はこんな感じ
マレー鉄道のチケットオフィスはペナン島側にもあるようですが、
もちろんここでも購入できます。
実際、上記写真にも写ってますが、直前にチケットを購入してる人もいました。
↓昼間、電車待ちの人なのか、ベンチで爆睡中の人もいました
↓当日の列車運行表。1番線から発車予定でした
↓んで、プラットホームに行くと、既に列車が待機中でした
到着が遅れたなんて情報もみかけたので、
結構ギリギリに到着するんじゃないかと思ってたので
ちょっとビックリしました(笑)
↓これは、昼間のバタワース駅プラットホーム1番線
↓見送りらしき人たちもいました
んで、予約した一等寝台はどこだ、ということになるのですが、
駅員さんがいたので聞きました。
↓チケットに記載されている「A1」というのが、車両番号でした
↓各車両には、こんな感じで番号が振ってあるので、そうとわかればすぐに見つかります
一等寝台はちょうど真ん中あたりにありました。
しかも、1両しかなかったのでわかりやすいです。
人気ないんだなーと実感した瞬間でもありました。。
ちなみに、乗車時にチケットを見せる必要はありません。
発車後、わりとすぐに車掌さんみたいな人が回ってきて
チケットを見せる形になります。
なので、発車後しばらくは室内にいた方がよいと思います。
↓一等寝台車両の通路。狭いです
↓で、これが一等寝台。オフィシャルサイトで見た写真とかなり違うイメージでした(笑)
列車内の様子などは、その3.列車内外編でご紹介します。
参考:バタワース駅周辺
フェリーを降りてから分岐路で間違えなければ問題ないのですが、
間違ってしまった場合とか、いきなり夜にバタワース駅に行くのは不安、
という方のために、周辺の様子を簡単にご紹介しておきます。
バタワース駅周辺には、フェリー乗り場、バスターミナルがあります。
どれも近接しているのですが、これだけの交通手段が集結しているのに、
周囲は結構まったりな雰囲気です(笑)
夜に周辺を散策していないのでちょっとわかりませんが、
お店などは期待しない方がよいと思います。。
列車内でも飲み物やお弁当的なものを買えますが、
安くはないですし、種類も少なく数も少ないので、
ペナン島で調達して持ち込む方が良いかなと思います。
↓バタワースのバスターミナル周辺
↓バスターミナルもなんかまったり気味
↓それでも、日中は結構人で賑わっていました
↓バスターミナル方面からバタワース駅に向かう通路とその案内板
「KTMB」と書かれている方向に行けばいいのですが、
なぜか逆方向にも同じような案内板があったり(笑)
↓バタワース駅からフェリー乗り場に向かう通路
これをこのまま歩き進むと、
奥に見えてますがペナン島行きフェリー乗り場の入口に着きます。
↓ペナン島行きフェリー乗り場の入口
左側に列があったので、
てっきりチケットをそこで買うのかと思って並んだら、
ただの両替所でした(笑)
右側に自動改札的な入口があるのですが、
そこに確か1.20RMをコインで投入するようになっており、
そのための両替所、ということのようです。
※ペナン島からバタワース方面のフェリーは無料で乗れるのですが、逆方面は有料です
で、そこで料金を払って進むと待合室があり、
フェリーに乗るまでそこで待ちます。
↓ペナン島行きフェリー乗り場の待合室
◇
次回は、車内や室内、お弁当とかについてご紹介します。
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