ローライフレックス ミニデジ AF5.0、2月25日に新発売
Taken with a Uncertain camera
前機種(現行)「ローライフレックス ミニデジ」が発売されたのは3年半以上前だし、まだ微妙に在庫がある状況からして、もしかしてこのまま後継機種が出ないままフェードアウトしちゃうのかなぁなんて個人的に思ったりしてましたが、、、ついに出るようです。
名称は「Rolleiflex MiniDigi AF5.0(ローライフレックス ミニデジ AF5.0)」。
気に入ってる「Minidigi」という名前はそのまんまに、「AF5.0」というのがくっつきました。
Web業界にいる身として、「2.0」とか、「.(カンマ)付き数字」を見るとイヤ〜な感じがするのですが(笑)、「AF」は、新搭載の「オートフォーカス」、「5.0」は、2304×2304ピクセル(5メガピクセル)になった「有効画素数」からきていると思われます(プレスリリース等にも書いてないので)。
で、ちょっと書いてしまいましたが、、、
前機種ミニデジオーナーとして非常に気になる、後継ミニデジ(ミニデジAF5.0)と前機種ミニデジとの違いを、駒村商会のプレスリリースから引用しながら見てみます。
今回発売される「Rolleiflex MiniDigi AF5.0」は、2004年7月に発売された「Rolleiflex MiniDigi」の後継機種となります。手のひらサイズのかわいらしさやクラシカルな外観、上から覗く撮影スタイルはそのままに、オートフォーカス機能、TFT 1.1”カラーモニター搭載、有効画素数2304×2304ピクセル(5メガピクセル)など、スペックアップを実現しました。
(中略)
「Rolleiflex MiniDigi AF5.0」は、1960年に一世を風靡し、今もなお絶大な人気を誇る6×6cm判二眼レフカメラ「ローライフレックス2.8F」をモデルに設計された精巧なミニチュアカメラです。上下に並んだ二つのレンズ、ロゴ、巻き上げクランク、露出計、ストラップ金具レリーズボタンに至るまで、小さなボディに忠実に再現されています。
クラシカルな雰囲気とデジタルカメラというギャップが魅力の「Rolleiflex MiniDigi AF5.0」は、ポケットに入れたり、首からさげたり、持っているだけでも楽しくなる、そんな遊び心と実用性を兼ね備えたデジタルカメラです。ボディカラーもブラックとレッドの2色揃いで、ファッションに合わせて選ぶことができます。
ということで、後継機種なだけに、前機種ミニデジ同様、「ローライフレックス2.8F」をモデルにした外観はそのままで、
- オートフォーカス機能
- TFT 1.1”カラーモニター搭載
- 有効画素数2304×2304ピクセル(5メガピクセル)
- ブラックとレッドの2色のカラーラインナップ
が主な違い、主なパワーアップ(スペックアップ)ということのようです。
1.オートフォーカス機能
「オートフォーカス機能」は、個人的にも嬉しい部分ですが、妙に普通のデジカメになってしまわないかが心配です。。
おかしな心配と思われるかもしれませんが、、、ミニデジには、画質よりもトイカメラ的な要素(描写含む)を求めているので、微妙にまともに撮れると逆に中途半端な感じがしてしまいます。でも、普通に撮りたいと思うときがあるのも事実。。
欲を言えば、モード切替、Canonで言えば、いわゆるピクチャースタイルみたいな感じで、描写テイスト(+フォーカスモード)を選べるのがいいのかなぁ。
▼後継ミニデジ AF5.0(左)と前機種ミニデジ(右)のレンズ部分
ちなみに、上の写真を見ると何となくわかりますが、後継ミニデジ(ミニデジAF5.0)のレンズ部分は、ちょっとだけハイテクっぽく(笑)、なってます。
※前機種ミニデジの写真だは、暗い上にレンズに反射して関係ないものが写っているので、このまんまの違いではありません。紛らわしくてすいません。。
個人的には、トイカメラ路線なら断然アナログ感がある方がいいのですが、本格的なコンパクトデジカメ路線になるなら、本来の「ローライフレックス2.8F」とは離れていきますが、ちょっとハイテク感のある「ローライフレックス2.8F」的な感じでもいいかなぁと思ってます。些細な部分ですが、こんなところも好みが結構分かれそうです。
2.TFT 1.1”カラーモニター搭載
「TFT 1.1”カラーモニター搭載」は、キレイならそれに越したことはない、程度です。個人的には。
アバウトな描写、アバウトに撮って楽しむものとして使っているので、確かにかなり見にくいんですが、、、それもアリかなぁというか、そんなところに微妙に愛着があったり。
3.有効画素数2304×2304ピクセル(5メガピクセル)
「有効画素数2304×2304ピクセル(5メガピクセル)」ですが、これも、高解像度ならそれに越したことはない、程度です。個人的には。
現在使用中の前機種ミニデジは、普段標準解像度モード(1200×1200ピクセル)でしか使ってないのですが、その主な理由は、
- モニター上で楽しむのが前提だから(印刷しての使用やデザイン時の私的ストックフォト的には考えていない)
- 「高解像度モード」は純粋な高解像度ではなく、画像補間によるものだから
という2つです。
今回の後継ミニデジも相変わらず画像補間ですし、また、「標準解像度モード」がスペックアップして、前機種ミニデジより高解像度になったこともあり、現在のミニデジの楽しみ方をそのまま引き継ぐ形で使うならば、おそらく「高解像度モード」は使わないかな、と思っています。
でも、画質が普通のデジカメのようになるのなら特に、「TFT 1.1”カラーモニター搭載」共々、ありがたみが増すスペックアップだと思います。
その場合、自分も「高解像度モード」を使うことがあるかもしれません。
4.ブラックとレッドの2色のカラーラインナップ
「ブラックとレッドの2色のカラーラインナップ」ですが、前機種ミニデジでは、実はレッドは限定モデルとして発売されていて、価格も、通常のブラックの希望小売価格(税別)が39,800円に対し、限定モデルのレッドは42,000円と高めでした。
個人的にはレッドもすごく欲しくてたまらなかったのですが、初めから2つ選べて、価格も同じなのはとてもよいと思います。特に女性には喜ばれるのではないでしょうか。自分も、もし買うなら今度はレッドを買います。
まとめ
スペックアップしたことによって、前機種ミニデジより幅広いユーザーに訴求出来るようになったように思います。
でも、実機で撮影したデータがまだ公開されていないので、肝心の描写性能が全くわからないことに加え、前機種ミニデジで感じた、撮影日時が記録されないアバウトな撮影データ(Exifデータ)とか、改善して欲しいなぁと思っている部分がどうなっているのかが非常に気になる今日この頃。
描写は、たぶん普通のデジカメっぽくなるんだと思います。トイカメラ的な描写でこの値段では、たくさん売るのはやっぱり難しいと思いますし。。
自分は、HOLGAとかLOMOのような独特の描写を楽しめて、それでいてHOLGAとかLOMOよりオシャレなデジタルなトイカメラとして前機種ミニデジを楽しんでいるので、その方向であって欲しいと思う気持ちが結構強いのですが、普通に撮れるミニデジもあれば欲しいなぁと思っているので、なんだかんだで買う可能性は大です(笑)。
発売日が楽しみです。
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- Title:
- ローライフレックス ミニデジ AF5.0、2月25日に新発売
- Published:
- 2008.02.04
- Taken with:
- Uncertain camera
- Category:
- ミニデジ AF5.0に関する話題
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