色を見る、色を楽しむ。ールドンの『夢想』、マティスの『ジャズ』…@ブリヂストン美術館コレクション展 

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【画像】マティスの『ジャズ』

「色を見る、色を楽しむ。」というテーマに惹かれて、ブリヂストン美術館コレクション展「色を見る、色を楽しむ。ールドンの『夢想』、マティスの『ジャズ』…」へ。

今日市販されている絵の具の数は100色を超えています。古代以来、絵の具の色のもとになっているのは天然顔料が中心で、その色数も限られていました。しかし、18世紀に入ると人工的に顔料が工業生産されるようになり、画家たちは多くの色を使うことができるようになりました。ルノワールやボナール、マティスのように「色彩画家」と呼ばれる画家たちがいる一方、ルドンのように白と黒のモノクロの世界を好んだ画家もいます。「色を見る、色を楽しむ。」をキーワードに、ブリヂストン美術館の幅広いコレクションをお楽しみください。

本展では、モネ、ルノワールなどの印象派からセザンヌを経てマティス、ピカソなど20世紀に至る西洋美術の展開を中心に、藤島武二や青木繁などの日本近代洋画、そして戦後の抽象絵画までブリヂストン美術館のコレクション約170点をご覧いただけます。マティスの挿絵本『ジャズ』の版画20点を展示すると同時に、近年新たにブリヂストン美術館のコレクションに加わったルドンのリトグラフ集『夢想(わが友アルマン・クラヴォーの想い出に)』と猪熊弦一郎の水彩画をご紹介いたします。

とのことで、ブリヂストン美術館は初めてだったのですが、
誰でも聞いたことがあるようなメジャーどころが並び、
コレクション展でこれだけできるのはすごいなぁ・・・
と、テーマと関係ないところにも感心しつつの鑑賞。

まー、大したコレクションがなきゃ美術館なんて作らないだろって話ですけど。。

個人的には、
ルドンにしてもマティスにしても、
子供の頃はどんな色使いをしていたのか、
その後どういう変化していったのか、
そんなのも知りたくなりました。

今は違う認識に変わっているのかもしれませんが、
人は、生まれたときからあらゆる色を知覚するわけではなく
(小学校低学年くらいまではトーンがまだわからないとか)
段階的に知覚していくと言われてましたし、
それに思想や心境の変化等を加味してどう変化していったのか。

▼ブリヂストン美術館があるブリヂストンビル
【画像】ブリヂストンビル
【画像】ブリヂストン美術館の看板

追悼 ザオ・ウーキー

ちなみに、「追悼 ザオ・ウーキー」も併設されてたのですが、
こちらがまた、というか、むしろこちらの方が個人的にツボで、
抽象画は全く興味がなかったにも関わらず、作品集をゲット。
【画像】ザオ・ウーキー展

全く知らなかったのですが、
現代フランス絵画の巨匠だそうです。

▼ブリヂストン美術館 追悼 ザオ・ウーキー


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