貴婦人と一角獣展

Taken with a Rolleiflex MiniDigi

【画像】ミニデジ(MiniDigi)で撮影した「貴婦人と一角獣展」のチケット

「フランスの至宝」と聞いてちょっと行ってきました。

「奇跡の初来日」と謳われてますし、「二度と日本で見ることはできないかも」という一部でのふれこみもあってか、結構な人出でした。

東京メトロ千代田線乃木坂駅から
国立新美術館に行くのは初めてだったのですが、
直結してて楽ちんです。

▼直結通路にある貴婦人と一角獣展のポスター
【画像】東京メトロ千代田線乃木坂駅からの直結通路にある貴婦人と一角獣展のポスター

混雑緩和のため、この地下通路でもチケットを販売してました。

当然ながら中は撮影できないので
展示の様子とかを写真でご紹介できないのですが、
入ってすぐに広がる六連作タペストリーのスケール感(大きさ)にまず驚かされます。

オフィシャルサイトで見た
「フランス国立クリュニー中世美術館」での展示写真を見て
もっと小さいと思っていたこと、
そもそもこんな大きいタペストリーを見たことがなかったこともありますが、
いい意味で、見事に予想を裏切られました。

思わず「おぉっ!」て思いますもん。
というか、言いそうになりました。

見せ方がうまいなーと、
作品と同時にそっちにも感心してしまうという・・・

他にも、大画面の映像とか関連する装身具の展示などもあり、
サクッと見終わると思って行ったのですが、
時間が足りなくなってしまいました。。

ちなみに、「貴婦人と一角獣」クラスの大きさだと
完成までに2〜3年くらい(うろ覚え)かかるらしいです。
最後に製作工程などを紹介する映像もあるのですが、
本当に気が遠くなるような作業で・・・納得でした。

何も画像がないとアレなので、
パンフレットを撮影したものでちょっとご紹介します。

▼「触覚」中の貴婦人。
【画像】六連作タペストリー「貴婦人と一角獣」の一つ「触覚」

一角獣(ユニコーン)がぼやけてますが、、、
貴婦人が左手で一角獣の角に触れてます。

▼「触覚」中の一角獣。
【画像】六連作タペストリー「貴婦人と一角獣」の一つ「触覚」中の一角獣

一角獣は、概ねおおらかで優しい、豊かな表情をしてました。
人間のようなこんな瞳で見つめられると、ある意味ちょっとコワイです。

▼「我が唯一の望み」中の貴婦人。
【画像】六連作タペストリー「貴婦人と一角獣」の一つ「我が唯一の望み」中の貴婦人

貴婦人は、作品によって表情に差が大きい印象でした。
どういう人物像なのか、ちょっと想像しにくいです。

▼「聴覚」中のパイプオルガン。
【画像】六連作タペストリー「貴婦人と一角獣」の一つ「聴覚」中のパイプオルガン

パイプオルガンって教会にある大きいものしか知らなかったので
一瞬ハープかと思ったのですが(ゼンゼン違いますが・・・)、
パイプオルガンでした。

▼貴婦人と一角獣展の出口。グッズもいろいろ売ってました。
【画像】貴婦人と一角獣展の出口

ちなみに、オフィシャルサイトでもパンフレットなどでも全てでなのですが、
「タペストリー」ではなく「タピスリー」という表記で統一されてます。

一般的に「タペストリー」だと思ってたので
知ったかぶりしてしまった!と思って軽く焦りましたが、、、
「フランス語」で「タピスリ(tapisserie)」と言うらしく、
そういうことかとわかってホッとしました。。


About this entry